考えたことの記事一覧
窓辺でキーボードを叩いていると足元に冷気が入り込んでくる。きりっと締まった冬の空気に正月の気配を感じる。あっという間に過ぎていく師走の日々…。 私の時間はどこに? 仕事に、家族の行事に、人助けに、良くも悪くも引っ張りだこだったこの頃。充実しているけれど、胸が詰まるような、もやもやした感じが続いていた。気持ちが少し「腐っ...
あんなに暑い日が続いていたのに、いつの間にか秋は深まり、日も短くなった。まるでワープしたようだ…。 抜けない疲れ、戻らない意欲 夏の終わりに忙しさの第2波が押し寄せ、今回も見事に流された。重なるときにはあらゆることが重なるものだ。またもや朦朧としながら仕事をする羽目に。その頃の私は「ふわふわ浮いているみたいだった」らし...
じりじりと手の甲が焦げる。それでも先週に比べれば暑さに勢いがないように感じる。トンボの姿も見るようになった。 突然の「コロナ特需」⁉ 7月の手帳を見るとオンラインミーティングの記録がずらりと並んでいる。 まさかの「コロナ特需」で在宅ワークの機会があり、月の後半は家にこもってずっと作業をしていた。初めての仕...
母の死後、私がひっそりと進めていたことがある。父が気が付かないくらい小さなところから、実家に残された母の気配を「上書き」していたのだ。 この家の思い出に父の心が押しつぶされてしまわないように。まるで秘密の花園のように、こっそりと、濃密すぎる気配を薄めていった。 最後の夏、母が思うように食事を取れなくなった頃に口にしてい...
緊急事態宣言が解除され、街に活気が戻ってきた。まずはひと安心。私は相変わらずの田舎生活を送っている。 今はウォーミングアップのとき 新型コロナで仕事がペンディングになってから2か月。スケジュール帳はいつまでも真っ白なままだ。 焦りはあるが、不思議と落ち込みはなく、料理とブログとウォーキングに邁進する日々が続いている。 ...
4月の初め、街の中華屋さんでのこと。散歩の帰り、外のメニューに「牛すじの煮込み」の文字を見つけ、テイクアウトして家で食べようと思って立ち寄った。 「どーもー!」と笑顔で迎えてくれた店主にいつもの元気がない。円錐のように先がとがった謎のマスクを着けていたのに噴き出しそうになった。 相棒の店員さんと2人でテーブルの配置を変...
テレビで毎日伝えられる東京都の感染者数がじわじわと減ってきた。 新型コロナウイルスとの戦いは長期戦となりそうだ。それでも今は、流行の段階と行動のスタイルのそれぞれが変わっていく節目のときを迎えているように感じる。 世界中に未知のウイルスが広がっていくという信じられない出来事が起こった。冷静でいようと思っても無意識のうち...
また少し間が空いてしまった。世の中は騒々しく、窮屈な日々が続くけれど、私はそれなりに元気に過ごしている。 実家にやってきた! 今、私は実家で父と過ごしている。神奈川県の西部、丹沢の麓の静かな街に実家はある。 普段は都内の自宅と実家の間を行き来している。ところが、緊急事態宣言の発令で県境を越えるような遠距離の移動が難しく...
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