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湿布薬

若い頃から膝が弱いという自覚はあった。
O脚だし、母も膝が悪かった。

歩いていると「膝のはまりが悪くなる」ことが度々あった。
自然に治るので当時はさほど気にしていなかったのだが…。

3年前に突然悪化し、整形外科へ通うことになった。

「変形性膝関節症」とのこと。
私の場合は加齢と遺伝によるものだろう。
初期の段階で、わずかに軟骨がすり減り始めている状態だ。

症状

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

公益社団法人日本整形外科学会「変形性膝関節症」

原因と病態

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

公益社団法人日本整形外科学会「変形性膝関節症」

レントゲン写真を指差しながら、先生はどこかうれしそうだった。
「こちら側へようこそ」とでも言いたげな表情だ。
(なぜ?)

今の段階では、これ以上の進行を防ぐほかはできることがないらしい。
つまり、減った軟骨は治らない。

同年代の中ではちょっと早いのではないだろうか(ショック!)

治療

薬物療法:外用薬(湿布薬や軟膏)、内服薬(消炎鎮痛剤)、関節内注射(ヒアルロン酸)
理学療法:大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練、装具療法、温熱療法
(それでも治らない場合)
手術:関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術など

公益社団法人日本整形外科学会「変形性膝関節症」パンフレット

私の場合は初期で軽度なので、リハビリと湿布薬で経過観察をすることになった。

膝にはこの先数十年がんばってもらわないといけない。
再生医療で何とかならないのか。
注射一本打ったら減った軟骨が再生するとか。だめかしら?

リハビリルームはお年寄りだらけだった。
膝にパッドを貼り、弱い電流を流す。10分程度の簡単な処置だ。
膝の周りの筋肉を刺激し、炎症を抑える効果がある。

数回通うと炎症は治まり、小康状態となった。


ここ数年で増えた体重を戻さないといけない。
体重が1kg増えると、歩行時に3kg、階段昇降時には5kgの負荷が膝にかかるというではないか!

筋トレもしないといけない。
ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えるといいらしい。

サポーターは膝の痛みには効果がないと先生は言うが、着用すると安心感がある。
正しい歩き方を意識して、ねじれを防いでいるような気がする。

服の下に着用するサポーターと、ランニング用のロングタイツを買った。
痛みが出るとその場から動けなくなることもある。
外出するときはお守りとしてサポーターを持ち歩いている。

〔第一三共ヘルスケアとワコールが共同で企画・開発。〕

〔スポーツ用のサポータータイツといえばこれ。しっかりホールド。安心感が違う。〕


ライフスタイルが変わった。

パンプスをあきらめた。
よほどのことがない限り、スニーカーかフラットシューズ、スポーツタイプのサンダルを履く。
靴に合わせてファッションも変わった。

荷物の軽量化を図った。
持たなくていいものは持たない。軽くできるものは軽く。

そうはいっても、PCとカメラに加えて、野菜とおかずで荷物が重くなりがちだ。
欲張ってはいけない。

立ち仕事はしないと決めた。
今後はデスクワークで生きていくぞ。

いざという時のため、折りたたみの杖が欲しい。
デパートのシニアコーナーに見に行った。今時の杖の軽さに驚いた。

〔どうせならかわいい杖が欲しいな。猫柄!〕

その後、膝の調子は良くなり、サポーターなしでウォーキングできるようになった。
ロングタイツを履いて、縄跳びもできた。うれしい!

その縄跳びで、逆側の膝を傷めてしまった。
何日経っても腫れの引かない左膝。整形外科へ。

「膝が悪いのに、縄跳び。」とカルテに入力する先生。

「前に右をやってるから左も変形だね!ハハハッ!」

サポーターを着けて神輿を担いだ。さすがに膝にきた。

その後、なぜか膝の痛みは治まり、サポーターなしで生活している。
体重は増え続けるし、運動量は足らないままだ。

ついに、右膝からパキパキ音が鳴るようになってしまった。

そして、秋には登山の予定。
どうする、私。

大山
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